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杉フローリング 表面に熱圧加工を施した材

杉の圧縮フローリング

杉の圧縮フローリングとは、高温のローラーで無垢の杉板全体に圧力をかける圧縮処理を行う事で、硬度をアップさせたフローリングです。杉材の温かな風合いや断熱効果、調湿機能は残したまま、強度を増した内装用材料です。

◆製品の等級


上小節の写真

上小節(源平)<クリア塗装>

1枚に直径10mm以下の生き節が数個点在します。


小節の写真

小節(源平)<クリア塗装>

1枚に直径30mm以下の生き節が数個点在します。



製品一覧


杉 レギュラー仕様 【1820mm×100mm幅×15mm厚】



圧縮率 等級 長さ
(mm)

(mm)
厚み
(mm)
入数 ポリウレタン樹脂塗装(クリア)
品番

設計価格/束

35% 上小節 1,820 100 15 15枚
(2.73㎡)
FL831 120,900円
小節 1,820 100 15 FL832 113,100円
50% 上小節 1,820 100 15 15枚
(2.73㎡)
FL851 132,600円
小節 1,820 100 15 FL852 124,800円

杉 床暖房準対応仕様 【910mm×70mm幅×15mm厚】


圧縮率 等級 長さ(mm) 幅(mm) 厚み(mm) 入数 ポリウレタン樹脂塗装(クリア)
品番

設計価格/束

35% 上小節 910 70 15 15枚
(2.73㎡)
Fl931 55,650円
50% 上小節 910 70 15 15枚
(2.73㎡)
FL951 61,080円

注意事項

※天然木を仕様しておりますので、木目・節・材色等の風合いに違いが生じます。
※表面は固くなっていますが、テーブルや椅子などを引きずりますと表面を損傷させる恐れがあります。
家具の足先にはフェルト等をつけ、保護してください。凹みや傷の原因となりますので、移動させる場合は必ず持ち上げた状態で行ってください。

※床暖房準対応品とは、床暖房完全対応ではないものの、熱源45℃以下の設定の床暖房であれば実質差支えなく使っていただける製品です。

フローリングと合わせて造作材もいかがでしょうか?

巾木(はばき)

壁と床の境目に帯状に取り付ける部材のことです。隙間をふせぐことと、掃除機などによる衝撃から保護する役目があります。詳細ページはこちら

吉野杉_巾木


圧縮フローリング 施工上の注意点

・フローリング材は施工する現場に持ち込み、開梱した状態で一週間ほど現場環境になじませてください。尚、養生中は、雨風が直接吹きこまないようにしてください。下地合板も同様に乾燥した状態で保管してください。

・床下には通気口を取り付けて、床下換気・乾燥を十分にとってください。

 

・湿度が高いと圧縮杉無垢フローリングが突き上げたりねじれたりする要因となります。地方によっては、フローリング・下地合板が結露する場合もあり、カビなどの要因にもなります。


・下地合板は必ず3㎜程度の隙間をあけて下地貼りしてください。段差0.5㎜以下。 隙間なく下地貼りすると、床鳴りが発生したり、下地合板が膨れて突きあげる場合もあります。下地合板はレンガ状に貼り、フローリングは下地合板があっても下地の根太は直行するように施工してください。

・下地には12 ㎜厚以上の耐水合板の捨て張りを必ず貼ってください。また、地面からの湿気が多い場所では、0.1㎜厚以上のポリエチレン防湿フィルムを併用するなど、防湿対策をおこなってください。  

パーティクルボードやMDF合板は絶対に下地として使用しないでください。これらの下地は施工時の釘の保持力がほとんどないので圧縮杉無垢フローリングの収縮が激しくなります。


・圧縮杉無垢フローリングは壁面に密着させずに5~10 ㎜程度あけるようにしてください。また貼り込みは0.2 ㎜程度の隙間をあけて材の収縮に対応してください。 

薄いスペーサー(0.2 ㎜~ 0.3 ㎜厚程度)を使用し、必ず床巾目隙をあけて貼ってください。床暖房用は、厚めのスペーサー(0.3 ㎜~ 0.5㎜厚程度) を使用し、必ず床巾目隙をあけて貼ってください。広い面積や長い廊下に施工する場合は、突き上げが起こりやすいため、さらにゆるめに目隙を入れて貼ってください。目隙は4、5 日程度で吸湿して自然に閉じていきます。

 

・圧縮杉無垢フローリングは、必ず接着剤と釘の併用で施工してください。接着剤はエポキシ系、またはウレタン系をご使用ください。

エポキシボンド使用の場合はオープニングタイムを守り、混ぜたあと適正時間以内で必ず接着してください。水性ボンドは反り、床鳴りの原因になりますので、絶対に使用しないでください。

 

・釘は、フロア用スクリュー釘(45 ㎜程度)もしくはステープルを下地合板を通して根太に、303 ㎜程度のピッチで打ち固定してください。

接着剤と併用しての釘打ちは下地合板が必要です。床暖房に限らず下地合板を必ず設計仕様に入れてください。

 

・圧縮杉無垢フローリングを塗装する場合は、必ずウレタン系をご使用ください。また、塗装をおこなう場合は必ず表裏に塗装をおこなってください。床暖房用は、必ず側面も含む、六面塗装をおこなってください。現場カットした場合は、必ず木口面も塗装をおこなってください。

水性、オイル系等は、反り、割れの原因になります。圧縮杉無垢フローリング材を白木地のままでは貼らないでください。また表面のみの塗装はおこなわないでください。白木地のままで貼り、表面の塗装をおこなった場合、材が伸びて、反り、ねじれ、割れの原因にもなります。

 

・圧縮杉無垢フローリングは、コンクリート等への直貼り対応はいたしておりません。


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