不燃材 むくふねん

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不燃材「むくふねん」のメンテナンスについて

「むくふねん」の無塗装品で白華が発生した場合は、熱めのお湯に浸して固く絞った布でふき取ってください。
塗装品の場合はキシラデコールUAでコーティングされている状態のため、自然塗料「キヌカ」を塗り込むようにして拭き取るか、無塗装品と同じようにお湯を使った布拭きをしてください。

※キヌカとは米糠を原料にした自然塗料です。粘性が少ないので塗り広げやすく、扱いやすいためおすすめしております。

無塗装品と塗装品の各メンテナンス方法


無塗装品に「キヌカ」を使ってしまうと

無塗装品の白華をキヌカで拭き取ろうとすると、表面の汚れと一緒に不燃木材に塗料を塗りこむ形になってしまうため、かえって見た目が悪くなってしまう可能性があります。


白華とは

むくふねんは使用環境によって材表面に白い結晶が浮き出る「白華」が発生します。木材の調湿作用が原因と考えられており、空気中の水分と薬剤が結合した結果発生するというのが一般的な解釈です。白華は木材内部の余剰な薬剤が出てきているものと考えられており、拭き取った後も不燃効果は維持できます。


塗装について

当社では白華抑制効果を高める塗料「キシラデコールUA」をおすすめしております。塗装を施すことで白華の発生をある程度抑える効果があります。下の画像は「赤みが強い材」と「源平の材」を使って、塗装・無塗装の比較を行った画像です。源平の材料は色が白くて画像では白華が判別しづらいですが、赤みの強い材で見比べると、塗装品は白華が抑えられているのがわかります。


※不燃用の塗料としてファイヤーブレイクF4を使用した場合はメンテナンス方法が異なります。その際は別途お問い合わせください。


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